【WEB限定アイテム】
アニエスベーのアーティストシリーズ。
こちらは、Bishopの作品をプリントした半袖Tシャツ。

Bishop/ ビショップ
ビショップの作品を理解するのに一番よい方法は、彼の日常生活を追うことだ。鋭敏かつ本能的、粗野な彼は自然発生的であることを称え、道理というものに立ち向かう。自身のカラフルな生い立ちのように複雑なその性格は、枠組みを超えて変化していくのを好む。彼の悪意に満ちた視線はその場の雰囲気をほぐし、そこからやりとりが生まれ、今その時間というものを作り出していく。しかし決して彼に対してルールという言葉を口にしてはならない。彼が線と形への愛情を解体し得たことは、常軌を逸しているが、そこには衝動的であること以外の基準はない。その人生特有の色彩の豊かさは壁にも紙の上にも現れてくる。それは激しく、お互いに接して混ざり合い、影響し合い、衝突し、調和する。彼のことをクレイジーだという者、異端者だという者もいるが、一つ確かなことは、彼が皆を押しやり、秩序を乱し、救われるような甘美な混乱の中で私たちを狂気の近くへと連れて行くということだ。

<アニエスベーのアーティストTシャツ>
1994年に、国際的に有名なキューバ人アーティスト、フェリックス・ゴンザレス＝トレスのアドバイスを受けて、アーティストTシャツを始めました。彼はアニエスベーに「Nobody owns me (私は誰の所有物でもない)」というシンプルなフレーズが書かれた白いTシャツを作らないかと提案したのです。そのTシャツは、大成功を収めました。以来、アニエスベーは定期的にフランスやそれ以外の国から、有名・無名問わず様々なアーティストにこの表現手段の参加を呼びかけています。アニエスベーはアーティストTシャツについてこう述べています。「それはアート作品であると同時に、共に過ごし、眠り、擦り切れたらより一層愛着が湧くもので、手放したら他の誰かがそれを見つけて手から手に渡るものです。たとえそれ自体にそれほど価値がなくても、特別な意義があるから人は愛着を持つのです。アーティストTシャツは、作品やアイディア、ジョークを表現する素晴らしい媒体であり、自分自身を確認するためものでもあるのです。」